まずは「空き家バンク」と検索。JOINのページがヒットしたので、Webサイトに入っていきます。移住したい地域を選んでいくと、各地方自治体が作るホームページが表示され、いよいよ具体的な物件を調べることができます。

「外観写真、間取り、敷地面積、建築面積など、必要な情報がコンパクトにまとまっていて見やすい！」パソコンが苦手な安部さんも、迷いなくページを読み進めていきます。

空き家バンクに興味を持ったら、まずは利用希望登録がオススメ。住みたい場所、広さ、家賃の希望を登録すれば、そのニーズにそった具体的な物件情報を入手できます。

実際に見たい物件が決まった安部さん夫婦は、豊後高田市の地域活力創造課に電話し、さっそく内見希望を申し入れ。まずは、2軒見に行くことになりました。

「どれくらいの改装が必要になるかな。修繕費も気になるよね」。そんなことを夫婦で話しながら現地に向かうと、地域活力創造課、市職員の大塚さんがお出迎え。空き家バンクの仕組みのプチレクチャーを受けながら、内見がスタートします。

「やはりみなさん気にされるのが、修繕が大変なのでは…ということです。豊後高田市では、家の改装費は最大30万円まで補助が出ますし、不要物の撤去でも10万円までは市が負担していますよ」