全国から300を超える団体が出展した「JOIN移住・交流&地域おこし フェア2024」が、2024年1月13日(土)〜14日(日)の2日間、東京ビッグサイト南1ホールで開催されました。
会場には、「移住・交流相談ブース」、「地域おこし協力隊募集ブース」に加えて、ワーケーションやふるさと納税などについて知れる「関係人口ブース」、就職・就農相談や地域活性化につながるサービスを紹介する「企業ブース」が設けられ、2日間延べ520ブースが出展。
隣接する南2ホールでは「マイナビ移住・魅力発見フェア」が同時開催され、まだ移住は本格的には考えていない方にも地域の魅力を感じていただける機会になりました。
メインステージでは、地域や移住、協力隊などにフォーカスしたトークイベントを開催。タレントの中澤裕子さんなど、地域と深くかかわる登壇者からリアルでユニークな話が多く飛び出しました。
また、日本最大級の産地直送通販サイト「ポケットマルシェ」に登録している生産者の方々が集まるマルシェ「ポケマル商店街」も賑わっていました。今回の特集では自治体や来場者インタビューを中心に、当日の様子をレポートします!

ブース

移住・交流相談ブース

移住・交流希望者を積極的に受け入れている全国の地方自治体が出展。
それぞれ地域の魅力や生活環境をPRしました。
冊子やパンフレットなどの配布物に加えて、来場者への特産品プレゼントを用意している自治体も多く、アピールの方法は個性豊か。「こんな地域があったなんて…!」という発見や出会いがあるのもJOINフェアの魅力です。

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地域おこし協力隊募集ブース

現役の地域おこし協力隊や、隊員活動後に定住したOB・OGに、活動内容や待遇、生活スタイルなどを直接聞くことができるブース。
協力隊員を募集している全国の地方自治体が出展しました。相談に訪れた来場者からの「自分のやりたいことが地域の課題にマッチするのだろうか」といった疑問にも、皆さん親身になって応えていました。

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法人ブース

地域を元気にしたい法人が出展した企業ブース。
地域就職支援、起業・就農やお金まわりの相談ができるブースのほか、地域おこし協力隊のサポートデスクもあり、「協力隊に興味はあるけれど、そもそも仕組みがよくわからない」といった来場者の疑問を解決する場となっていました。

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関係人口ブース

ワーケーションやふるさと納税など、移住まではできないけど何かしらの形で地域に関わりたいという来場者の方が多く相談に訪れました。
テレワークが普及した昨今、新たな地域との関わり方としてさまざまな可能性を感じた来場者の方もいたのではないでしょうか。

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ステージ

「ふるさとワークショップ」Fw.東北Fan Meeting 東北暮らし発見塾

2日間にわたりメインステージで開催された「ふるさとワークショップ」。1日目には、来場者やブース出展者が4人グループを組み、「ふるさとのイメージを共有・意味を深める」ワークショップが行われました。
それぞれが「ふるさと」から連想される言葉を5つ出した上で、周りの参加者と共有し、最終的には作文を発表。「私がかかわりを持ちたい街でふるさとを感じたいポイントは〇〇です」というテーマで、さまざまな意見が出されました。
東日本大震災で被災したという参加者の一人は、「人のあたたかさ」と発表。「地元を離れた経験から、人のあたたかさがふるさとの一番の良さだと気づかされた」と話していました。

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地域おこし協力隊 クラウドファンディングアワード2023

1月14日(日)のメインステージでは、HIOKOSHIが開催するクラウドファンディングを活用し、支援を集めた優秀な事例を表彰しました。
「HIOKOSHI」は、地域おこし協力隊支援をはじめ地域への移住・交流を推進するJOINと、国内最大級の購入型クラウドファンディングを運営する株式会社CAMPFIREが共同で運営する、地域おこし協力隊に特化したクラウドファンディングです。
今回開催されたクラウドファンディングアワードでは、2023年に「HIOKOSHI」に掲載された地域おこし協力隊のプロジェクトから地域の課題解決や新たな魅力の発掘のロールモデルとなるプロジェクトを、4つの部門でそれぞれノミネート。全国約7,000人の地域おこし協力隊員やそのOB・OG、自治体職員、地域で関わる方々などからの投票を受け、部門賞と大賞が表彰されました。
大賞を受賞した北海道森町の地域おこし協力隊小川さんは、「多くの方々に応援していただき嬉しい。道南スギカヌーを継承し、森町と日本のものづくりの新しい未来をつくって行きたい。」と喜びの言葉を述べました。

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マルシェ

ポケマル商店街

株式会社雨風太陽さまご協力のもと、日本最大級の産地直送通販サイト「ポケットマルシェ」に登録している生産者の方々が集まる、農産物マルシェ「ポケマル商店街」を開催。生産者の方と直接コミュニケーションを取りながら購入でき、おすすめの食べ方を聞く来場者も。旬の農産品や絶品の加工品は売り切れる商品もあるほど大人気でした。

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トレーラーハウス

トレーラーハウス

株式会社カンバーランド・ジャパンさまご協力のもと、住居・店舗・レジャー施設・災害・防災対策など幅広い用途で活用できる「移動型トレーラーハウス」を会場内に設置。テレワークやワーケーションなどにも使用できるということもあり、中まで見学される来場者の方が多くいらっしゃいました。

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プレゼント

豪華賞品が当たるスタンプラリー

会場内のブースをまわってシールを5つ集めると参加できる抽選では、「日本全国つくりて直送ギフト(10名様)」が当たるプレゼント企画を実施!その他にも来場者アンケートに回答すると抽選で「ギフトカード1000円相当(50名様)」が当たったり、両日来場された方全員には会場内キッチンカーで使用できるクーポン券のプレゼントなど、ブース・ステージ以外でも楽しんでいただける仕掛けがありました。

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特産品プレゼント

出展ブースの中には、先着順で地域の特産品をプレゼントしていたところも。
その地域ならではのご当地限定グルメやグッズにひかれてブースをのぞく来場者も見られました。

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