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田舎暮らし特集

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  • アンテナショップめぐり「日本橋 長崎館」で触れる離島の県・長崎の魅力

都心にいながら、各都道府県の“最旬”を知ることができるアンテナショップ。店内には、地元の生産者が心をこめて作った新鮮食材や加工品、地酒など、普段はなかなか手に取れないご当地商品が並びます。訪れたことのない地域でも、気軽な気持ちで行けるのがアンテナショップの魅力!
今回は、日本全国の地域をよく知るJOINスタッフが、アンテナショップ巡りで各都道府県の魅力に迫ります。

豊かな海の幸に出会う店

長崎とゆかりのある東京・日本橋に、2016年3月にオープンしたアンテナショップ「日本橋 長崎館」。日本橋と長崎の関わりは、江戸時代にさかのぼります。長崎出島のオランダ商館長や長崎で西洋医学を伝えたドイツ人医師シーボルトなどが、江戸参府する際に日本橋の「長崎屋」という薬種問屋を定宿にしていたといわれており、そのことが由来となっています。
長崎県の食や文化、観光の魅力を首都圏に向けて発信しようと、ワンフロアを大きく使った店内は、「物販ゾーン」「観光案内ゾーン」「イベントゾーン」「軽飲食ゾーン」の4つに分かれています。お店の中央には、船型の商品棚があり、島の商品が陳列されています。長崎といえば、五島列島、壱岐島、対馬など、全都道府県の中でもっとも多くの島があり、その数はなんと594。島々の豊かな海の幸をイメージしながら買い物が楽しめるよう、内装にもこだわりがあります。
「物販ゾーン」には地元食材を使った水産・農産加工品、調味料、お菓子、雑貨などがずらり。長崎名産「焼きあご」のだし醤油、五島灘産のごんあじの開き、日本一の生産量を誇るびわを使ったお茶やジャム、数十種類のカステラなど、ここでしか手に入らない商品の数々に、食欲がそそられます。長崎県出身の作家さんによる陶器の作品など、思わず「かわいい!」と手に取りたくなる商品もたくさん。自分好みの一品探しについ没頭してしまいます。

壁一面の波佐見焼きコーナーには、伝統的なものからモダンなものまで様々なデザインの商品が並んでいる。

島ごとに異なる長崎の魅力、自分好みの島探しもおすすめ

「イベントゾーン」では、長崎県の美食を体験できる様々なイベントを、長崎県内の自治体や生産者団体、企業などと協力して開催しています。 壱岐焼酎3種飲み比べ、流しそうめん、大村市から産地直送の新鮮野菜や特産品が届く「おおむらマーケット」など、長崎の魅力を発信するイベントがおこなわれており、地元の味が恋しいと訪れる長崎県出身者や、家族連れ、友人同士の方など、お客様層は年々広がっています。 軽飲食ゾーンでは、カウンター席でのんびり本場長崎の味を楽しむことができます。お食事では「ちゃんぽんセット」や「トルコライス」(各1000円)、カフェメニューでは、「長崎ミルクセーキ」(600円)、本日の長崎県産ジュース(400円)や本日のカステラ(450円)などが楽しめます。
島ごとに景色や食文化が異なるのが、長崎の島の魅力だと話すのは、長崎県東京事務所の松本さん。
「594もの島で成り立ち、それぞれの地域で豊かな海の幸、山の幸が育まれています。自分の好きな、居心地のいい島を見つけるのも、長崎を旅する魅力の一つ。どこを訪れたらいいか迷ったら、まずは『日本橋 長崎館』に来ていただいて、観光コンシェルジュ『旅の案内人』に相談してみてください」と、メッセージをいただきました。

五島の鯛で出汁をとったカレーや、五島うどん用のあごつゆなど、島にまつわる商品も豊富に取り揃えられている。

アンテナショップめぐりシリーズ

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