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田舎暮らし特集

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家族と将来を見据えて

移住を実現するにあたっての障害

「子どもにとって最良の場所で暮らしたいという思いから移住を決めた」と話す中楯さん。“移住”を重くとらえていなかったと言う一方、「共働きをやめる」ことの変化は大きかったといいます。

「夫婦で綿密に家計のシミュレーションをしましたね。今まで家計簿なんてつけたことがなかったのに、これからの生活でどこを削れるだろう、と真剣に議論。蓋を開ければ、ふたりとも自由にものを買い、カフェに入り、外食していたので、けっこう無駄遣いが多くて(笑)。『これだけ減らせば暮らしていけるね』と安心できたとき、いよいよ新しい暮らしを始められるぞ、と心からわくわくしました」

移住を決めたきっかけ

2012年冬に、転職のタイミングも重なり、「今が田舎に移るチャンスだ」と思えた中楯さん。一方、その3年前から家探しをしながらも、踏ん切りがつかなかったとき、ほかの移住者の話を聞いたことも、決断のひとつのきっかけになったそうです。

「今でも忘れないのは『子どものために今はやめようなど、タイミングを気にするな』ということ。自分がしたいからする、と親が考え抜いて決めたことを、子どもは受け入れるものだよ、と言われたんです。それまで、子どもの学校のことを考え迷っていましたが、『自分はどうしたいのか、子どものせいにせず決めよう』と思え、すっきりしましたね」

移住後の奥さんの反応

移住して半年。住み始めてから分かったこと、「こんなはずじゃなかった!」などのギャップはないのでしょうか。話を振ると「おおむね満足ですよ」と奥さん。「家は広くて、庭で野菜もとれる。リビングからは海が見えて、朝は野鳥のさえずりで起きる。自然いっぱいの理想の生活」なのだとか。

ただ、緑に囲まれているがゆえの問題もあり、いまの切実な問題は虫たちとの遭遇率の高さ。「リビングを15センチくらいのムカデが横切るんです。毒を持っていて危険なので、申し訳ないけど死んでいただかなくては!と必死の戦いです。これから初めて迎える夏は、どうなることやら今からひやひやしています」

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  • ※2013年7月執筆

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