出展団体インタビュー

BOOTH協力隊

岩手県盛岡市

PERSON
地域おこし協力隊

中島 航さん

盛岡市の魅力を教えてください

自然と文化、都市の規模感のバランスが非常にいい街だと思います。盛岡では市街地を流れる川に鮭が登る光景が見られるのですが、そういった街はなかなかないのではないでしょうか。冬は寒いですが、ワカサギ釣りやスキーなど、寒い地域ならではのコンテンツがたくさんあります。僕もスノーボードを楽しんでいます。

どんな方が移住されていますか?

UターンとIターンの割合は半々くらいかと思います。Iターンの方については、まず盛岡の風土が好きで移住したという方は多いですね。それ以外には「カフェや雑貨店を開きたい」といった思いを抱いた、起業目的の方も目立ちます。盛岡の都市の規模感は、個人店を開くにはちょうどいいのではないでしょうか。あとは、ご夫婦で移住される方も多いように思います。

BOOTH移住・交流

北海道 宗谷地域

PERSON
北海道宗谷総合振興局
地域創生部地域政策課
主査

佐藤 真樹さん

宗谷の魅力を教えてください

宗谷は、利尻島、礼文島といった島々を包括する、北海道本島の最北に位置する地域です。宗谷岬はご存知の方も多いのではないでしょうか。位置的に北海道の中でも特に寒いと思われがちですが、冬は低くてもマイナス10度くらいと、実は道央の旭川より温かいエリアであることが特徴です。海辺は気温が下がりにくいんですよ。ただし風はちょっと強いかもしれません(笑)。

あとはやはり自然ですね。利尻富士という富士山のような形をした美しい山があり、登ることもできるので、山が好きな方にはたまらないと思います。ほかにも、利尻礼文サロベツ国立公園という、国立公園化されているエリアがあります。珍しい高山植物が多く、花を目当てに来られる方もたくさんいらっしゃるんですよ。海産物の美味しさも格別で、利尻昆布やウニといった高級食材も、地元では安く食べられます。おそらく東京の半額くらいの値段なのではないでしょうか?

どんな方が移住されていますか?

多いのは、漁業、林業、酪農のお仕事を目的に移住される方です。若年層を支援する取り組みが数多くあるため、比較的若い年代の方が多いですね。あとは、医療従事者の方もたくさんいらっしゃいます。

移住や協力隊を希望する方へのメッセージはありますか?

宗谷は自然が豊かで、非常に美しい地域です。利尻富士に沈む夕日を一度は見てほしいですね。自然とともに暮らしていきたい、というみなさんの移住をお待ちしています!

BOOTH協力隊

高知県四万十町

PERSON
四万十役場
にぎわい創出課 主査

小野川 哲さん

四万十町の魅力を教えてください

四万十というと四万十川を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は太平洋にも面している地域なので、海岸部の美しさも魅力なんですよ。遠浅の砂浜は、環境省から「快水浴場百選」に選ばれたほどです。あとは、全国のコンクールで金賞をとるような仁井田米というお米や、窪川牛、四万十ポークといった畜産物など、食の面でも美味しいものがたくさんそろっています。位置的には高知空港から遠いイメージがあるかもしれませんが、高速道路が延びたこともあり、空港から1時間ほどでアクセスできるようになりました。最終のインターチェンジも四万十町内にあるので、交通の便は良いかと思います。

どんな方が移住されていますか?

移住者を受け入れるにあたって必要不可欠なのが、住居。空き家を入居者の方にリフォームしていただくのが一般的かと思うのですが、四万十町の場合は、町で家を借りた上で1000万円くらいかけてリフォームを行い、その上で移住者に貸し出すといった取り組みをしています。家賃も1万円台~3万円台と安いんですよ!

この取り組みの影響もあるのか、30、40代のご家族で移住される方が非常に多いです。首都圏向けのプロモーションに力を入れていることもあり、一昨年くらいから一気に増えた印象がありますね。空き家の利活用は現状で30棟くらい進んでいますが、今後も年に10棟くらいのペースで増やしていきたいと考えています。

移住や協力隊を希望する方へのメッセージはありますか?

いきなり移住と言ってもやはりハードルが高いので、まずは四万十町に訪れていただきたいなと。その際は役場に連絡をいただけたら、全力でアテンドします! あとは四万十町までの交通費が補助される移住ツアーを実施しているタイミングがあるので、ご連絡をいただければ積極的に紹介していきたいと思います。

BOOTH移住・交流

茨城県

PERSON
いばらき移住・
就職相談センター
アドバイザー

吉田 正夫さん

茨城県 政策企画部
計画推進課 主任

植田 賢さん

茨城県の魅力を教えてください

茨城は県南・県西・県央・県北・鹿行の5つの地域に分けられるのですが、それぞれ特色が異なります。県南・県西地域は東京から電車で1時間圏内というアクセスの良さが魅力です。かつ、東京から同程度の距離に位置する他県の地域に比べて、家賃が非常に安いことも特徴ですね。住宅敷地面積が全国で一番広いのも、実は茨城県なんですよ。

県北地域は自然ですね。海岸線もあるし、森も山もあります。県央は、水戸市を中心に歴史文化が色濃く残っています。水戸の中心街には千波公園という都市公園があるのですが、都市公園の広さとしてはニューヨークのセントラルパークに次いで、世界2位を誇るとも言われております。
またひたちなか市には国営ひたち海浜公園があります。春のネモフィラと秋のコキアは、一度は見ていただきたい圧巻の美しさですね。鹿行は、野菜生産量日本一の鉾田市があるなど農業が盛んです。農業のテーマパーク行方ファーマーズビレッジや鹿島アントラーズ、鹿島神宮などのコンテンツがあるのも魅力ですね。

どんな方が移住されていますか?

移住する方の目的や雰囲気も、地域によって違いが大きいです。県南地域は東京で働いている若い方々が中心ですが、県央以北の地域は茨城県内での就職を考えて移住される方がほとんどです。特徴的なのはつくば市ですね、研究機関が多く集積している研究学園都市であるため、教育レベルが非常に高く、24万人の人口のうち16,000人以上が研究者で8,000人が博士号を取得しているとのことです。教育志向の高い方や、お子さんに高い水準の教育環境を用意したいという方の移住も多いように思います。
県西では蔵の町並みが残る風情溢れる場所もあり、若い方がカフェや、蔵サウナ、コワーキングスペースなどの施設を作って、まちを盛り上げてくださっていますね。
鹿行の海に近い地域では、サーフィンを楽しみたい方はもちろん、「海の近くで暮らしたい」といった思いを抱いたスローライフ指向の方も増えています。県北は農業などを通じて自然豊かな場所で暮らしたい方が多いでしょうか。

移住を希望する方へのメッセージはありますか?

いろいろなイベントやセミナーを開催しているので、まずは気軽に来ていただいて、現地を見ていただければと思います!フェアの情報は県の公式サイトやインスタグラムなどでご覧いただけます。 1回来て、茨城の良さを体感してみて下さい!