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田舎暮らし特集

旅とは、仕事を休み、お金と時間を“消費”して行くもの。そんな既成概念を崩し“旅を仕事に”するために生まれた、すごい旅人求人サイト「SAGOJO(サゴジョー)」。全国・世界を巡りながらコンテンツ制作の「シゴト」をすることで、企業から「リターン」を受け取ることができます。
旅人×クリエイターの方から見た、SAGOJOの魅力とは何か。ライター兼編集者の加藤あやなさん、ライター兼フォトグラファーの片岡力也さんに話を伺いました。

働きながら旅をする。
そんな生き方が本当にできるのかと驚いた

―SAGOJOで仕事を始めたきっかけは何でしたか?

片岡:「SAGOJO」のサービスローンチ前から、旅仲間の間で「SAGOJOがやろうとしている取り組みが面白い」と話題になっていたんです。サイトを見に行ったらデザイン設計もきちんとしていましたし、何よりも「働きながら旅できる」なんて最高だと思った。本当にできるのか?と少々疑っていましたけれど。

加藤:わかります。私も「こんな理想的な働き方ってあるの?」と驚きました。「SAGOJO」を見つけたのは、大好きな旅を仕事につなげられたらと「旅 ライター 募集」と検索していたとき。ライター経験はなかったのですが、旅をしながら経験を積ませていただけたら、一つのキャリアになるかもしれないと登録しました。

―お二人の旅経験、これまでのご経歴とは?

片岡:大学時代から、アルバイトでお金をためては旅する生活を続けてきました。卒業後は「海外勤務ができるかも」と大手メーカーに勤めたのですが、当然ながら入社早々に海外赴任の機会が巡ってくることはなく、約1年で会社勤めを断念。その1年後に「SAGOJO」で仕事をいただくようになりました。旅をして生きていけるようにと、東京都内で旅人専門のゲストハウス運営もしており、その中の一室を自分の拠点にしながら月の半分は旅をしています。

ライター、動画クリエイター、コンサルタントなど幅広い活動をする片岡力也さん。

加藤:まさに“旅”を中心に人生設計していて素敵です。私は今、フリーランスになって1年半ほど。月の半分は旅の仕事をする生活をしています。
もともと、温泉や食を求めて全国を巡る「女子旅」のようなスタイルが好きで、仕事は「旅のお金を貯めるための手段」だと思っていました。大学卒業後、「平日はお金を貯めて、休日は旅に出かける」生活をしようと金融業界に進んだのですが、思っていたように人生の時間を割り切るのは難しかった。仕事を“お金を貯めている時間”ととらえると毎日がとたんに苦しくなってしまうんです。その後、転職を何度か経験しながら旅を楽しむ中で、「旅自体が仕事になったらいいな」と自然と思うようになりました。

ライターとしてSAGOJOの取材案件を多数おこない、 今では編集業務も担っている加藤あやなさん。

片岡:旅って、行けば行くほど、どの土地も同じに見えてくる瞬間がありますよね。ただの旅ではなく、「旅×仕事」になることで、同じ地方でも面白いところに行けたり、普段は聞けない話に触れられたりと、発見が多そうなのも魅力でした。

加藤:そうそう。SAGOJOは「旅×仕事」というキーワードのほかに、地域行政と関わりが強いところもいいなと思いました。実は以前、岡山県に1年間移住し、観光PRの仕事をしていた時期があったんです。「晴れの国・岡山を盛り上げる、晴れ女を募集」というコピーを偶然見つけ、「私はすごい晴れ女だ!」と応募してみたら採用いただけた(笑)。
そこで、イベント企画やお祭りの運営などさまざまな地域行政の仕事に携われたことがとても面白くて、東京にいてはわからない地域の魅力が、まだまだたくさんあると実感しました。SAGOJOの仕事には、地方自治体からのオファーも多く、地方のいいところ発掘ができるのも楽しみでしたね。

では、SAGOJOの仕事を通じて、実際にどんな発見があったのでしょう。次回の対談では印象に残った仕事のエピソードを紹介します。

【ロケ撮影協力:株式会社ポニーキャニオン】

旅をしながら“シゴト”するシリーズ

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