インタビュー隊員インタビュー

Vol.106 静岡県藤枝市【現役隊員】 地域おこし協力隊を紹介します!(三上令子隊員)

Q1. 地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。

<自己紹介>

紙を素材にした作品、インスタレーション(空間)を作るアーティストとして国内外で活動を続けてきました。作品を発表するだけでなく、アーティスト同士の交流プログラム、文化プログラムを自主企画、こどもの美術プログラムにも長年携わってきました。これまでの経験を活かした仕事をしたいと思い、地域おこし協力隊に応募しまいした。企画を考えていく際には、断片的なもので終わることなく、1本の道に繋がってゆくように心がけていきます。

Q2. 日々の活動内容や嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

<今後の抱負・任期後の目標>

現在行っている教室「こどものじかん」を継続してゆきたいです。様々な分野のアーティスト、美術関係者と交流をはかりながら、子供の可能性を広げたいと思います。学校とは違うユニークな時間、空間になるよう心掛けてゆきたいです。地域おこし協力隊の活動からの出会いを大切に、今後も積極的に、文化活動に参加してゆきたいと思います。

Q3. その町の魅力について教えてください。

<活動計画・内容・報告>

◆Forest-鎮守の杜」プロジェクト

令和5年11月、フィンランドより2人の写真家を招聘し滞在制作を行う「The Forest-鎮守の杜」を予定しています。期間中は作品展、アーティストトーク、講演、子供の作品展示など関連プログラムを実施予定です。

◆こどものじかん 

中山間地域の廃校になった幼稚園を使いスタートした「こどものじかん」2年目に入りました。

今年度は秋の「The Forest-鎮守の杜」プロジェクトで作品発表を目指します。講師のアーティスト達との共同制作を楽しんで進めてゆきます。

作るプロセスを通し、子供達の創造力が育まれてゆくことを大切に続けてゆきたいです。

 

◆映画「森聞き」上映+「機器書き甲子園」講演

令和5年3月、共存の森ネットワーク主催吉野奈保子さんを講師に招き、高校生が様々な地域で暮らす森、山、海などの名人に聞き書きをする「聞き書き甲子園」を紹介、ドキュメンタリー映画「森聞き」上映を実施しました。

◆「神山から生まれるもの」講演+映画上映

令和5年6月11日、国内外から注目を集める地方創生の聖地神山町より、神山地域おこし協力隊を経て「神山つなぐ公社」在籍の田中泰子さんを招き、講演+自主制作映画「ある日森で」を上映しました。