インタビュー隊員インタビュー

大麻銀座商店街

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Vol.99 北海道江別市【現役隊員】    -   前田 実夢 さん 新たな地域資源の発掘と魅力を発信

Q1. 地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。

学生時代に、地域の方と交流した経験から、社会貢献と奉仕活動の喜びを知りました。その後、就職活動中に地域おこし協力隊の募集を見つけ、定住を視野に入れた地域活動にとても魅力を感じ、すぐに応募しました。札幌市出身の私にとって、江別市は隣町で、馴染みが深く親近感がある町。札幌近郊に位置しながら、自然が豊かで暮らしやすい町。そんな江別市で自分も、町を一緒に盛り上げたい、町の魅力を発信したいと思うようになり、社会人として多彩にスキルアップする目的も含め、活動していこうと決意しました。

小麦畑

小麦畑

風の門

風の門

Q2. 日々の活動内容や嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

江別市地域おこし協力隊の活動として、地域資源を活かして江別をPRしたり、イベントなどにも積極的に参加し、地域の方々とともに地域を盛り上げたりしています。着任当初は、地域資源が多い中から、どの資源をPRしていけば良いのか迷った時期もありました。学生時代にカフェで働いた経験があったことから、江別市内のカフェ・スイーツ店舗を調査したところ、予想を上回る程の店舗数があり、江別市の新たな地域資源として目を付けました。また、地域の方々と関わる中で、まちづくりに関心のある方が多いと感じ、人も地域資源であると考え、インタビュー形式のカフェを紹介するフリーペーパーを作成し、お店のPRに加え、色々なお話しを聞くことで江別の魅力を発信する企画を立ち上げました。このフリーペーパーを作成するにあたり、店主の思いやお店の魅力がどうすれば読み手に伝わりやすいか、悩んだ時もありました。完成後は、取材店舗の方に喜んでいただけたこと、メディアにも取り上げられ、市内のお店を多くの方に知っていただいたことが大変嬉しかったです。

完成したフリーペーパーCHARM

完成したフリーペーパー

Q3. その町の魅力について教えてください。

江別市は札幌市に隣接しており、交通のアクセスも良好です。札幌市のベットタウンとして人口が増え続け、子育ての環境においても充実しています。また、自然豊かで市内には直売所も多く存在しているので、シーズン中は新鮮な野菜をすぐに手に入れることができます。他にも、やきものと小麦の町として知られており、土資源が豊富なことから、れんがも多く生産されています。小麦は「ハルユタカ」をはじめ、多くの小麦が生産されており、麺やパン、スイーツなどの店舗も多くありますので、是非一度、江別市にお越しください。

えべつやきもの市の様子

えべつやきもの市

石狩川に架かる美原大橋

美原大橋

PROFILE /  北海道江別市【現役隊員】 前田 実夢 さん(2020年5月掲載)

年齢
23歳
着任年月
2019年4月
出身地
北海道札幌市
前職
学生
隊員になってよかったことは?
地域のコミュニティに入ることができ、自分の肌で町の現状や問題点等を感じられることです。また、自身の企画を立ち上げて町の魅力を発信することができ、地域の方々のお話しをたくさん聞けることが活動内容につながっています。