インタビュー隊員インタビュー

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北海道唯一の森林セラピー®基地・ノンノの森

Vol.102 北海道津別町【現役隊員】    -   吉井 晴紀さん 思いをかなえる仕事、自然ガイドとの出会い

Q1. 地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。

自然の中で働きたいっていう思いがずっとあって、自衛隊に7年間勤務した後、専門学校で自然ガイドを目指して勉強しました。その時にご縁があって津別町にあるノンノの森ネイチャーセンターでインターンシップをしたんです。自分のやりたいことにもマッチしていて仕事も雰囲気もいいなって思いました。出身が隣町だったので、当初はそこから通勤すればいいって考えていたんですけど。そこで地域おこし協力隊の制度を教えてもらったんです。家賃や車も援助してくれるし、かつ僕は津別町を全然知らなかったので。それで、町を知るためにもいいと思って津別町の地域おこし協力隊に応募しました。

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津別町にあるNPO法人森のこだまで自然ガイドに取り組む吉井さん

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ノンノの森ネイチャーセンター内のカフェ

Q2. 日々の活動内容や嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

自然ガイドは知識とかももちろん必要なんですけど、お客さんと楽しめる空間づくり、そういったコミュニケーション能力も大切だなって思います。やっぱり森の中のツアーや、宇宙ツアーのガイドが終わった時に「ありがとう!」って言ってもらえるのがすごく嬉しいです。もっと喜んでもらえるためにはどうしたらいいのかなって考えるのがやりがいです。
観光地って一回きりだったり、年に数回しか行かないと思うんですけど、毎日行くようになると同じ場所でも毎日が全然違う景色なんです。雲海ツアーで毎日津別峠に行くと月や日の角度が変っていったりとか、雲海の流れの向きが違かったり。毎日行くからこそ見えてくる世界が、この仕事をしていてすごく面白いですね。

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木育のイベント森の香りづくり

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NPO法人森のこだまでは雲海ツアーも行っている

Q3. その町の魅力について教えてください。

家庭を持っているので、教育という面ですごくいいと思います。小学校、中学校、高校、あと認定子ども園の施設が充実している印象です。子育ての面で見ると、津別は大自然の中で学べる環境があるのがいいですね。観光地というイメージではなく、何かのんびりとした雰囲気。日常な感じがします。のびのびした大自然の中でリラックスしながら、自分の好きなことを活動しやすい。時がゆっくり、せわしくない居心地のいい場所だと思っています。

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PROFILE /  北海道津別町 【現役隊員】 吉井 晴紀 さん(2021年10月掲載)

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年齢
28歳
着任年月
2020年4月
出身地
北海道弟子屈町
前職
自衛隊
隊員になってよかったことは?
すごく助かっているのが、色々な資格を取らせてもらえること。森林セラピー®の資格も昨年取らせてもらいました。今年は北海道知事認定の自然ガイドとして活動できるようになる「北海道アウトドアガイド資格自然分野」の認定、合格を目指しています。