マンガでわかる！地域おこし協力隊のはじめかたの画像

「副業＆協力隊！これが私の活きる道」

地元が好きで、いつかは戻りたいと思っているもののタイミングが見出せずにいるフリーのウェブディレクター。帰省したある日、地元に暮らす同級生から移住して洋食屋さんを構えたという女性を紹介される。故郷に戻るのだから移住ではないのだけれど…と思いつつ、洋食屋の扉を開くと――。

マンガでわかる!地域おこし協力隊のはじめかた 題名 「副業＆協力隊！これが私の活きる道」 私は都内の制作会社から独立し、フリーのウェブディレクターをしている。 PCを開きながらスマホを片手に話す主人公 「うん、明日帰るから」 東京での暮らしは便利だが、地元のことが好きで定期的に帰省していた。 地元に帰省し、両手を挙げて 「ただいま！やっぱりここがいいなぁ」 と笑顔で喜ぶ主人公。 友人ハナちゃんと笑顔で話す主人公。 この人は帰省するたびに一緒に遊ぶ仲の私の友人ハナちゃん。 彼女は独立し自分のお店をオープンさせたしっかり者で自慢の友人だ。 場面が変わり、自分のお店「Hair Salon Beauty」の前で笑顔を見せるハナちゃん。 可愛い看板と、清潔感があり、暖かい雰囲気の外観が印象的なお店。そんな素敵なお店を自信を持って構えるハナちゃんの姿が輝いている。 私は最近、彼女のお店のホームページを制作している。 PCを共有しながら会話をする主人公と友人のハナちゃん。 主人公が 「このページはここでつながるんだよ」 とPC画面を見ながら説明。 それに対し、 「あー！わかりやすい！ありがとうね」 と笑顔で返事をするハナちゃん。 友人のハナちゃんが主人公に 「ところで前、地元に戻りたいって言ってたじゃん？まだ考え中？」 と問いかける。 考え込む表情を見せる主人公は 「そうなんだけど…」 と答え、 「正直何から手をつけていいかわかんないんだ」 と不安を打ち明ける。 さらに、パソコンに向かいながら 「今は両親も元気だし、焦ってない分どんどん先延ばしになっちゃってるし…」 と独り言のように現状をつぶやくシーン。 途方に暮れた表情を浮かべる主人公が 「私はいつ地元に帰れるのだろう……」 とつぶやくシーン。 そんな主人公に対して、ハナちゃんが笑顔で 「私のお客さんに都内から移住してきた人がいるんだ」 と話し、 「新しく洋食屋さんをオープンさせたみたいだから行ってきたら？」 と提案してくれる。 ハナちゃんの指差す先には洋食屋のイメージイラストが浮かんでいる。 主人公が頬杖をつきながら 「地元だから」 「移住って感じではないのよね…」 と呟き、移住についてのイメージを思い浮かべているシーン。 背景には日本の田舎の家が描かれ、玄関前で笑顔を浮かべる高齢の夫婦の姿があり、穏やかな田舎の雰囲気が伝わる。 主人公は、ハナちゃんからの紹介もあり洋食屋へ行ってみた。 店の扉を開けるとベルの音が 「カラン カラン」 と響き、 「いらっしゃいませ！」 と女性の声が店内から返ってきた。 店内に入った主人公を迎えた店員の女性は、別の店員に 「お疲れさまー 休憩いってくるね」 と声をかけた後、主人公の方へやってきて、 「はじめまして！ ハナちゃんから聞いたよ 都内から来たんだって？」 と笑顔で話しかけた。 主人公は、 「はい！ よろしくお願いいたします！」 と明るく返事をした。 主人公とハナちゃんから紹介された洋食店の店員女性が、店内の席に座りながらお冷を飲んで会話をしているシーン。 主人公は店内を見回しながら 「立派なお店ですね！」 「移住してお店オープンするって大変じゃなかったですか？」 と話しかける。 それに対して店員女性は、 「私の場合は地域おこし協力隊のミッションをしながら、空いた時間で副業と合わせて開店準備を進めてたんだ」 と答える。 背景には 「地域おこし協力隊」 「副業 / 収穫の手伝い」 「準備 / 物件探し」 といった言葉とイラストが、女性の思い浮かべている情景として描かれている。 それを聞いた主人公は、自分の状況と重ね合わせながら、 「やりたいことが決まってるなら、なぜすぐにお店を出さなかったんですか？」 と尋ねる。 店員女性は少し考えた後、 「この場所は好きだけど縁もゆかりもない場所だから…」 と答えた。 店員女性が明るい表情で 「まずは地域おこし協力隊として活動したほうがこの場所に馴染めるかなって」 と話を始める。 地域おこし協力隊の仲間たちを思い浮かべる情景が背景に描かれている。 また、お店の物件探しをしている様子がイラストで示されながら、 「このお店も空き家バンクを担当している同期の協力隊が話を繋いでくれたよ」 と続ける。 さらに、 「情報発信業務を行う中で地元の農家さんと知り合ったり」 と、地域とのつながりを語り、 「陶芸家さんと繋がりができて、今お店のものはそこから仕入れてるんだ」 と嬉しそうに話す店員女性の姿が描かれている。 話を聞いた主人公は、自分の場合をイメージしながら 「じゃあ私の場合、今やっているウェブディレクターをしながら協力隊っていうのもありなのかな？」 と話す。 それに対して店員女性は、 「まずは自治体に相談が必要だけど可能性あると思うよ」 と前向きに答え、 「実際に地域おこし協力隊の兼業や副業率は半分くらいなんだって！」 と続ける。 背景には47%を示す円グラフが描かれ、データの出典として 「令和5年度地域おこし協力隊アンケート調査」 （一社）移住・交流推進機構と記されている。 後日、主人公は店員女性から市の担当者を紹介してもらい、早速面談しにいったら。 そこに現れた担当者の男性が、まさか高校の後輩だった お互いに驚くものの、男性は笑顔で 「詳しく説明しますね！」 と親切に対応してくれた。 男性が協力隊の雇用形態について詳しい説明を始め、 「協力隊の雇用形態も活動にも色々種類があって、どんな活動をするかが決められたミッション型」 「自分で活動内容を提案するフリーミッション型」 「非常勤の公務員として雇用される働き方や、雇用関係なく業務委託を受ける働き方もあるんです」 と話す。 背景には、それぞれの働き方を象徴するような、コンパスや電球のイラストが描かれている。 説明を聞いた主人公は、 「なるほど！」 と目を輝かせながら納得した様子を見せている。 ハナちゃんや地域おこし協力隊から移住し洋食店をオープンした女性、 さらに紹介された市の職員であり高校の後輩でもあった男性から詳しい話を聞いた主人公。 その結果、主人公が選択したのは。 「その後、パートタイムの会計年度任用職員として移住相談窓口に勤務しながら」 「副業としてウェブディレクターも続けている」 という働き方。 イラストには、移住相談窓口で明るく対応する主人公と、パソコンに向かいながらウェブディレクターの業務をこなす主人公の姿が描かれている。 PCを開きながらクリエイターとして働く主人公。 隣にはハナちゃんと洋食店をオープンした女性が寄り添い、一緒に話をしている。 主人公は前向きな表情で 「この街のクリエイターとして」 「何ができるのかを見つけるのが今の目標だ！」 と語り、3人で協力し合いながら地域での新たな可能性を探している様子が描かれている。 主人公とハナちゃんが洋食店で話している場面。 主人公と洋食店女性が笑顔で手を振り合い、親しげな様子が描かれている。 その様子をハナちゃんも優しく見守っている。 主人公は、 「地域おこし協力隊の制度が次の一歩「Uターン」のきっかけになった」 と語り、これからの未来に向けて希望を抱いている。
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