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JOIN FAIR 自治体インタビュー 2020.1.26

長野県辰野町

辰野町の魅力を教えてください

中央アルプスと南アルプスに囲まれ、中央には稲谷が広がり、天竜川が流れる穏やかな場所です。夏にはゲンジボタルが飛び交う幻想的な景色も楽しめます。
辰野町は古くから交通の要所で、どの町に行くにも辰野町を経由していたんです。そのため、旅行者など外から訪れる人たちに対してみんな先入観がない。山間の地域はよそ者に閉鎖的と言われますが、辰野にそんな雰囲気はありません。町を訪れた人は、「出会う人みんながあたたかい」と口を揃えます。

どんな方が移住されていますか?

自分で野菜やお米を育てる「自給自足生活」を楽しんでいる方が多いですね。水がおいしいので、辰野で育つ食材はみんな瑞々しい。10~20年前に移住された方の多くが畑を持っています。中には、町内で農家民宿を営まれている方もいて、そこに泊まった方がまた移住者になる…というサイクルが生まれています。地域おこし協力隊も、住民約2万人の町に9名いるので、割合としてはとても多い。地域の方々がオープンに迎え入れるので、皆「過ごしやすい」と言っています。

移住や協力隊を希望する方への
メッセージはありますか?

まずは一度来ていただきたいです。 辰野の雰囲気を知れば「ここでこんな生活を送りたい」「こんな仕事をしたい」という思いが具体的になってくるかもしれません。やりたいことが明確にある方は、それを実現するためにいい人を紹介できますし、「農家やりたいなら、うちの農地使いなよ」とフラットに提案してくれる住民の方がたくさんいます。山もありキャンプ場もあり、釣りもできるし温泉もある。生活の拠点にするには申し分のないところです。ぜひ、辰野の魅力に“触れて”いってください。

高知県四万十町

四万十町の魅力を教えてください

四万十町は、「子どもが幸せに暮らせる場所」です。自然の中を走り回り、採れたての野菜と釣ってきたアユを塩焼きにして食べるなど、都心にはない日常があります。僕自身も28歳で京都からUターンしたのですが、その理由は「自分の子どもを四万十の自然の中でのびのび遊ばせたい」と思ったから。息子が大人になって一度、四万十を離れたとしても、原風景を追ってまた戻ってきてくれたらうれしいですね。

どんな方が移住されていますか?

Uターン者もいますが、都市出身の方で「子どもに故郷を作ってあげたい」という子育て世代のIターンも多いです。
また、協力隊員は16人いるので、仲間意識も生まれ地域の活性化につながっています。行政が関わりにくいような、祭りの企画運営や、子どもサッカーチームの指導者や鍛冶屋の担い手など、小さなプロジェクトがたくさんあり、それぞれのスキルや経験、強みを生かして仕事を担ってもらっています。

移住や協力隊を希望する方への
メッセージはありますか?

全国には約1700の自治体があるので、そこから選ぶのは大変だと思います。「フェアでたまたまブースに立ち寄った」「偶然、人とのつながりが出来た」など、接点が生まれたら、それも一つの縁。その地域で自分ならどんな生活をしたいか、どう働きたいか、実際に地域を訪れて考えてみるのもいいと思います。

茨城県那珂市

那珂市の魅力を教えてください

那珂市は、車で30分走れば里山も街へも行ける「ちょうどいい田舎」です。国営ひたち海浜公園も車で30分ですし、日光や宇都宮へもすぐに足を伸ばせる。休日の朝に「今日は海に行こう」「今日は日光観光に行こうか」と思い立ってすぐ出かけられるので、多趣味な方や、子どもにいろんな経験をさせたい子育て世代にも最適な環境だと思います。

フェアに出展してみてどうでしたか?

来場者のほとんどは、那珂市のことを知らないと思います。でも、ブースを出すことで、ふと足を止めてポスターを見てくれたり、質問に来てくれたりと、接点が生まれる。偶然の出会いがあるのが、フェアのよさですね。
うれしかったのは、今年農業体験ツアーに参加された方が来場してくださったこと。「体験の次のステップとして、那珂市で農業のお手伝いをしたい」と相談され、さっそく農家さんに連絡して、具体的なスケジュールを決めていきました。話を進められたのは大きな収穫でした。

移住や協力隊を希望する方への
メッセージはありますか?

那珂市に少しでも興味を持っていただけたら、まずは来ていただきたい。「おためし居住施設」に泊まりながら、農家さんの畑を借りて農業体験してみたり、具体的な居住環境を見るために不動産業者さんに一緒に行って情報を得たり、自治体としていろいろなサポートをさせていただきます。やりたいことがあれば、合う人を紹介することもできますので、ぜひ足を運んでほしいです。

長野県大町市

大町市の魅力を教えてください

北アルプスのふもとの町で、山も湖も近く豊かな自然が魅力です。夏はトレッキングやバイクやカヤック、冬はスノースポーツなどアウトドアアクティビティが好きな方には最高の環境だと思います。アウトドアの仕事もたくさんあるので、自分の趣味を生かしながら「夏は山小屋、冬はスキー場勤務」など、季節ごとに違う仕事に就くことも可能です。
一方でスーパーや病院などへのアクセスがよく、生活の利便性が高い。20~30代の子育て世代の移住者も多く「アウトドアをのびのび楽しめて、便利なのが大きな魅力」と言っていただけています。

フェアに出展してみてどうでしたか?

JOINフェアの来場者は、移住希望地を厳密に決めず「知らない地域も含めて情報収集しよう」と思っている方が多いですね。だからこそ、大町市を知らない方が大半で「どんな地域ですか?」と先入観なく聞いてくれる。「アウトドアの趣味を日常的に楽しめる場所ですよ」など魅力を伝えやすいなと感じました。

移住や協力隊を希望する方への
メッセージはありますか?

移住後にイキイキと暮らしている方は、行政支援の情報を自ら取りに行ったり、地域のお祭りやイベントごとに積極的に参加したり、自分から地域に近づこうと行動している方が多いです。人と対面してコミュニケーションを取りながら人脈を作る人は、どこに行っても周りとうまく調和しながら生活しています。
移住を考える際は、まずは大町市に足を運んでいただきたいです。誰かが書いたインターネットの情報を鵜吞みにするのではなく、自分の五感で、住む地域や住民の方々の雰囲気を感じ取ってほしい。具体的な生活スタイルをイメージできるまで、季節を変えて2~3回来ていただけたらうれしいです。

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