Interview隊員インタビュー
鈴江隊員「地域の教科書づくり」聞き取り風景
私は、京都で会社員をしていたのですが、いわゆる田舎ぐらしをしたいと希望していたので、仕事を見つけて転居できるよう、自分なりに、候補地を探したり、プランをたてたり、情報を集めたりしていました。そのようなときに、大阪府で行われた「ふるさと回帰フェア」という、地方移住を推進する全国の自治体が集まるイベントに行ったんです。そこで、色々と見て回るうち、この滋賀県高島市の「地域おこし協力隊」の公募に出会って応募しました。
鈴江隊員の聞き取り調査現場でもある「おっきん椋川交流館」
私は今、高島市の中でも2ヶ所の地域を担当しているのですが、そのうちの1つは、もともと私が移住したいと考えていた候補地のひとつだったんです。毎年、夏に遊びに出かけて来ているほどでした。私は自分にアトピーがあることなどから、自然農法に興味をもつようになり、その関係の農業研修を受けたりしていました。ここもまた、自然が多く素敵なところで畑仕事もできるのではないかと考えていますし、実家の京都から1時間ちょっとという距離も近く、移住できたらと考えていました。
鈴江隊員定住相談窓口対応風景
市の非常勤職員でありながら、同時に地域住民の一員であるというのが魅力だと思います。市長からの隊員証をつけていると、一目で市のスタッフだということがわかってもらえるので話をしてもらえますし、住民の1人として近所の方に色々と教えていただくこともできています。夜や休日の住民としての時間も、仕事につながります。私はこの仕事がなくても移住を考えていたので、住民としておつきあいしていただけるのはありがたいです。
若い人の感覚だと、お野菜などいただいては悪いと思い、下さるといっても遠慮してしまうかもしれないのですが、ここでは素直にありがたくいただいた方がいいと思います。また、困ったことがあったらお願いしたり、聞き取りだけではなく雑談も楽しんだりすると、心をひらいてつきあってもらえます。私の場合は、最初の2週間は、まだ色々なことに慣れずとまどいもありましたが、その後は、地域の皆さんとも仲良くおつきあいしていただけるようになりました!
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