Interview隊員インタビュー
直売所の集荷作業。お母さん達の手際の良さに脱帽。
山遊びの先生でもあり、本音で語れる友のようでもある
じさま。
十日町市と交流の深い世田谷区の「新年こどもまつり」。職員さんと一緒に地元をアピール
この地域では、雪への対処が大変で住まなくなった家はすぐに取り壊されがちなのですが、移住や帰郷しての暮らしを希望する人にすぐ提供できる家の維持や確保が必要だと感じています。また、地元で収入を得られるようにして、若い人の流出をふせぎ、移住者を増やす受け皿をつくることが大事だと思います。
具体的には、地域物産直売所を一時的に始めたところです。星峠は棚田が有名で写真家や観光客などが訪れますが、来訪者と地域住民との触れ合いは少なく、ここで何かを買うこともほとんどないので、地元のメリットを創出したいと考えました。「越後妻有大地の祭り」がひらかれる8月いっぱい「休み処 峠の我が家」として、お茶を出したり、提供いただいたお米や自家用の新鮮野菜、私の家の卵も販売します。結果はまだわかりませんが、楽しく頑張りたいです。
地域おこし協力隊員の魅力のひとつは、この任務があるとスムーズに地方での生活が始められるということです。そして、協力隊員になったら、善し悪しとか否定肯定の問題でなく、常識や価値観は地域ごとに違うのだということを念頭におくとよいのではないかと思います。
また、応募するのであれば、「何年か先」「いつか」ではなく、体力的な意味でも経験を深めるという意味でも、1年でも早い方がいいのではないでしょうか。私は、この仕事のおかげで中山間地域の問題を身近に感じ、真剣に考えるようになりました。このご縁がなければ、一生考えずに通り過ぎてしまった気がします。現在31歳ですが、もっと若い頃にこの良い体験ができていたらとも思いますね!
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新潟県十日町市観光協会 越後妻有大地の芸術祭の里2010記事の続きを読む