Interview隊員インタビュー

特集Vol.10 埼玉県秩父市 前職からの想いで観光と高齢化の問題にとりくむ

稲垣衣里菜さん(その2)ほかの地域の隊員にもメールで問い合わせ。良さを引き出し、人を呼ぶ土地にしたい。

元気アップ講座での箱作り

元気アップ講座での箱作り

“おばあちゃん達の手”と“私の手”

“おばあちゃん達の手”と“私の手”

「秩父の魅力を多くの方々に伝えていきたい!」

「秩父の魅力を多くの方々に伝えていきたい!」

Q.実際に活動してみての様子や印象、また、活動の魅力を教えていただけますか。

活動4ヶ月目で、やっと周りがみえてきたところです。様々な行事を体験し、ものすごい速さで秩父市について知ることができました。市役所には地域に対して意欲的で行動力のある方が揃っているので、ノウハウを得て、私も何か地域にプラスになることができたらいいです。住民のみなさんも「さくい」、つまり気さくな方々ばかりで、「のんびりやればいいよ」と言って下さいます。

また、他の地域おこし協力隊員の方々のブログを見て、直接メールで問い合わせてヒントをいただいたりしました。みなさん模索しながら活動を進めていることを感じ、励まされてもいます。現在、ブログを手がけていますが、4か月も続いたのは初めてです(笑)。地域でも、前任の支援者さんからニュースレターを受け継ぎ、自分の想いなど発信をしています。

Q.地域おこし協力隊への参加を検討している方へのアドバイスをいただけますか。

興味を持ったら、まず、その土地に住んでいる方を通して現地を知ってみることをお勧めします。ブロガーさんに問い合わせるのもひとつの手です。また、やってみることに意義があると思うので、思い立ったら即行動に移してみるのもいいと思います。

今時点で、将来の定住などは簡単には決められませんが、「住民」として、また「旅人」の両方の目をもって、地域の良いところを引き出し、再生し、残すことができれば、人を呼ぶ土地にできると思います。任期中、あきらめないで考えに考えて活動に力をつくさせていただき、今後の答えも出したいです!

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