Interview隊員インタビュー
かまくら祭
湯西川の代名詞ともなったかまくら祭。ミニかまくら作りも初体験。地元の方の地道な努力を知りました。
ボランティアという言葉が、なぜだかちょっと苦手なんです。なので、地域おこし協力隊を知ったきっかけは、東日本大震災の後の"お手伝い"と言えばいいでしょうか。震災後に被災地から避難している方々を手伝うために、福島県内のペンションで3ヶ月ほど被災者のみなさんと暮らしていました。もともと人前に出ることが苦手だった私が、なぜだかあの時は"ポン"と東京から福島に行けたんです。
協力隊のことは、そこで同じようにお手伝いに来ていた方から教えてもらいました。その後、昨年の夏頃でしたが、日光の栗山に欠員があると知り、それですぐに応募したんです。関東圏ということで、行き易かったのもありますが、「福島でも出来た」という経験にも後押しされたのでしょうか。とにかく思い立ってからは、一途な感じでした。
ただ私の場合、農業を極めるとか、地域から日本を変えようとか、そんな大きな目的や将来の夢があってのことじゃないんです。自分でも何か、小さなことでも何かできるのであれば手伝いたいなって…。本当にそれだけなんです。
川俣の元服式
国の重要無形民俗文化財に指定。血縁関係の薄くなった家を結びつける昔の人の知恵が今も続いています。
友達に話して一番驚かれるのは、近所のコンビニまでの距離が18キロということでしょうか? 車でも20分じゃ無理ですね。もちろんスーパーなどは、もっと遠いですよ(笑)。
以前住んでいた東京の江戸川区では、近くに深夜営業する大型量販店があって、たまに利用していました。それでも今の生活で不自由は感じません。便利なお店も「あれば使うけど…」という程度のものだったんですね。
私自身、静岡県・下田の山の方の出身で田舎には慣れているほうですが、栗山の自然の"メリハリ"は、とても新鮮でした。そうですね「関東なの?」と思うほどに自然が深いとでも言うのでしょうか? 山、川、湖があり、野生動物もいっぱいいる。クマはまだ遭遇していませんが、カモシカは見ましたね。そして豪雪地帯でもあります。私は半年前、ちょうど冬が始まる頃にやってきたので、雪かきもしました。寒かったですが、体を動かすことが好きなので楽しかったです(笑)。
次は、実際の活動や今後の展望、これから地域おこし協力隊になる方々へのアドバイスなどです。
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