Interview隊員インタビュー
巡回相談
高齢集落に指定された地区での、健康相談・ニュースポーツなどを行ないます。地域の方が集まり、お話しする機会ともなっています。
まずは顔を覚えていただくことからのスタートでした。日光市・栗山地区では栃木県でも、協力隊員の受け入れは初の試みなので、お互いにとって初めての経験。毎日、役所に来て、イベントなどに実行委員として参加するほかは、自由に活動させてもらっています。
また栗山にはもう1人、WEB制作なども得意な隊員がいて、HPを立ち上げました。私も栗山の魅力を発信すべく、取材などで協力させてもらっています。
とはいえまだ半年。「何か希望はありますか?」と地元の人に対して尋ねても「特にないよ」と言われてしまいます。やるべきことは、自ら見つけていかないといけないと思っています。
栗山は観光が主幹産業。ですから観光シーズンとなるこれからの季節、地域の良さを地元の人とは違う目線で伝えていきたいですね。たとえば温泉に大自然に満足して、さらにサンショウウオなんて、食べてみたくないですか(笑)? 東京からなら3時間ぐらい。気軽に来てもらえる栗山のすごさや楽しみ方を、隊員としてどうやってアピールしていくか、冬を越してずっと考えている日々でもあります。
雪かき体験塾
ボランティアと雪かき困難な方を結びつける企画。雪かきを通して地元の方との結びつきが強くなりました。
栄養教室
社会福祉協議会の教室に参加。いろいろな行事に参加させてもらっています。
地元の方に「冬は歩くのは無理だよ」と言われていた、片道2キロの通勤でしたが、徒歩で通い通しました。友人に"変わり者"と言われる所以でしょうか(笑)? でもおかげで道端の野の花がほころんで、春が来る様子を日々感じられることができて、すごく幸せでした。もともと、地味な作業も楽しまなくちゃ損と思って楽しめるタイプ。今は、隊員としての毎日がとても幸福です。
協力隊には、いろんな可能性があって「こうならなくちゃいけない」という縛りはないと思います。私のようなのんびりした性格も協力隊としては、向いているのかもしれません。
ただ以前は「どんな風に生きたいか?」と聞かれたら「地味に生きたい」と考えていたのが、最近は地味でも「人の役に立ちたい」に変わりました。大それたことは出来ないのですが、そんな人でもきっと、何とかなるのではないでしょうか?
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