Interview隊員インタビュー
地域の野菜を名古屋の青空市で販売した時の様子。
現在の仕事のメーンは、移住交流の企画や運営などです。
また特産品の企画などもしています。たとえばここの温暖な気候に合うハバネロなど激辛唐辛子の試験栽培に成功。これらを特産品として商品化するための活動を他に2人の隊員と一緒にしています。企業と商談することもあり、メーカー勤務だった頃のノウハウが役に立っていますね。
とはいえ着任当初は、自分が考えた企画が通らなかったり、通っても実現できなかったり。やはり急に新しいことをするのは簡単なことじゃないです。でも一人で日々、公園の草刈りをしていたのを見ていてくれた地域の方が、いろいろ協力してくださったりして、次第に活動に必要なコミュニケーションが取れるようになりました。
今、ちょうどここに来て1年半が経ちましたが、皆さんが興味を持ってくれる企画を作ることの重要性や、チラシなどの文字を大きくして年配者が読みやすく、分かり易くするなどのちょっとした工夫の大切さを実感しています。
地域の皆さんから要望の多い、草刈。それに欠かせない愛用の道具。
外園さんの企画で行ったボランティア(ワークキャンプ)。
地区の神社の清掃&塗装作業に県内外から若者が訪れて支援(一緒に作業)をしたそうで新聞にも掲載されました。
「田舎暮らしもいいかな」程度の中途半端な気持ちで来ると、帰りたくなってしまうかもしれません。なぜなら協力隊の仕事は自分で考えて、さらに自分で実行、そして改善して、考える。とても孤独な仕事とも言えるからです。特に僕の地域は同世代がいないこともあり、はっきり言って都会の一人暮らしより大変です。帰宅して、ちょっとした愚痴を漏らせる相手(僕の場合は嫁さん)がいるって、大きいんですね。
でもちゃんと自分なりのビジョンを持って参加すれば、どんな困難にあってもぶれないとも思います。
最後に具体的なアドバイスですが、着任当初は地域の皆さんに自分を知ってもらう努力を惜しまないで頑張ってください。僕はこれをもっとしておけば良かったと反省しました。広報などに自己アピールのチラシを入れてもらってもいいですよ!
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