Interview隊員インタビュー
メンバーの女性2名は「林業女子」と呼ばれ、山でも大活躍しています。
本山町には現在、9人の協力隊員がいて、その中の2人は女性です。年齢は20~30代が中心ですが、50代の隊員も2名いらっしゃいます。
ほとんどの方が現在、2年半の活動を経て3月末に任期が終了となります。その後は、本山町に定住する予定ということもあり、将来を見据えた活動をされています。
そうした皆さんのそれぞれの本山町での活動を、簡単に紹介しますと、林業の修行をされているのが、今井さんと時久さん。そのお二人は「たんころクラブ」という活動もされていて、これは、薪を割って要望のある各家に薪を運ぶというボランティアです。このクラブに関しては、他にも隊員の野尻さんが参加しています。
土佐赤牛研究会に所属されているのが中井さん。肉巻おにぎりなどの販売、またマコモタケ栽培などにも取り組まれていて、そのマコモタケは中華料理店に納品されています。
飲食店の開業準備中なのが木下さん。自家製焙煎の珈琲がメインのお店です。ピザ焼き体験のイベントなどで、町内外の要望に応えることもあります。
酒井さんは、焼酎作りの事務手続き支援のほか、学校支援地域本部での活動にも関わっています。
農家に入って、農業の修行中なのは小松さんです。主に米作りですが、ハウス園芸もされています。
野尻さんは、どぶろく作りをする農家の支援をしながら、自ら自然農法による農作物の栽培もされています。また1年遅れて着任された遠藤さんは、ハウス園芸の研修中です。
林業研修では間伐・搬出・作業道の開設までこなします。
町内とはいえ、隊員たちが住む場所はバラバラです。そのためイベントや役所以外で確実に顔を合わせる機会は、2週間に1度のミーティング。これには私も参加して情報を共有しています。
こうして集まって相談したりしながら、新しい活動やイベントが立ち上がることもあります。「たんころクラブ」などの活動も、すべて協力隊の皆さんが相談して、自発的に発足したものです。
先日も「協力隊員と一緒に協力隊ドラマを鑑賞する会」がありました。舞台が高知県で、地域おこし協力隊員が主人公のテレビドラマですから、大勢で観るのは楽しいと思います。
私はイベントには参加できませんでしたが、初回から観ました。役所の職員が、協力隊員にいきなり車のキーをポンと渡すシーンでは「東京から来て、すぐに道は分からないのでは!?」などと、自分の立場と照らし合わせて思わず突っ込んでいました。もちろんドラマなので、面白ければいいのですが。
1 2
関連リンク
高知県本山町ホームページhttp://www.town.motoyama.kochi.jp/
もとやまだより 本山町地域おこし協力隊ブログ記事の続きを読む