Interview隊員インタビュー

特集Vol.08 島根県美郷町別府地域 地域での暮らしや活動に日々の達成感を味わいながら外からの目線もいかす 地場産業などにつながる土台も作りたい

山村涼さん(その1)地域政策に関わる仕事から現場の支援へ。学生時代になじんだ島根県で活動を。

Q.地域政策に興味をもって仕事をしていらっしゃった山村さんが、地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えていただけますか。

地域おこし協力隊事務所

地域おこし協力隊事務所

僕は、もともと大学で総合政策を学び、大学を卒業し、北海道のシンクタンクに就職しました。その後、大学院を経て、東京のシンクタンクに就職しました。シンクタンクでは、経済や福祉、環境、教育など様々な分野の事業を実施するなど、政策を実施する立場にいました。

しかし、現場に入ってみないとわからないこともあると思い、協力隊員に応募しました。実際に自分も地域で暮らしてみて、地域の方々と触れ合いを持たせていただくことで、地域に密着した目線を持ちたい、と考えたんです。地域のみなさんの想いをくみとって、地域に最適な地域政策を実施することが理想であり、それを目標として、今後も活動していきたいと思っております。

Q.その地域を選んだ理由を教えてください。

ホタルが舞う別府地域

ホタルが舞う別府地域

僕は、岡山県で生まれ育ったのですが、大学時代は島根県で過ごしました。就職して島根を離れた期間もありましたが、大学院に入学し、再度、島根県で暮らしました。このように、島根県は、大変なじみの深い地域なんです。 都市部の暮らしと地方の暮らし、双方メリットとデメリットがあると思いますが、自分にとっては、島根県の生活はメリットの方が上回っています。

僕はどうにかして周囲の人と関係作りをしたいと思ってしまうたちなのですが(笑)、都会では隣に住む人と知り合わないまま暮らして行くことも可能ですよね。でも、島根県では人との距離が近くて温かいし、自宅の近所においても付き合いがあるので気持ち的に楽ですね。学生時代の友人もいますし、美郷町や周辺市町村でもたくさん友達ができているので、美郷町暮らしを楽しくさせていただいております。

次は、実際の活動内容や将来の展望、応募検討中の方へのアドバイスなどです。

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