Interview隊員インタビュー

特集Vol.16 北海道利尻町 意味を見出し意見をもって進める活動

萩原 有さん(その1) 就職活動の一環として複数地域に応募。地域の武器と親身な面接に導かれた縁。

Q.地域おこし協力隊に応募したいきさつを教えていただけますか。

赴任直後に撮った写真。ここから社会人としてスタートを切りました。

赴任直後に撮った写真。ここから社会人としてスタートを切りました。

現在23歳なのですが、大学を卒業してすぐ協力隊に就任しました。神奈川県出身で東京の大学に通っていたため、もともとは首都圏で就職活動をしていたのですが、世情もあって厳しいのが現状。そんな時、地域おこし協力隊の募集をインターネットで知って、このような制度を利用させていただいて社会人になっていくというのも面白いと思ったんです。

実際、地域おこし協力隊ならではの特殊な立場や、東京で一般の企業に入ったばかりの人間にはおそらく任せてもらえないような仕事もさせていただけることに魅力とやりがいを感じています。自由度も高いので、自分のやりたいことや目指していることを試して挑戦していくことができる活動です。

Q.北海道利尻町を選んだ理由を教えていただけますか。

活動の拠点は利尻の観光スポット「利尻 島の駅」

活動の拠点は利尻の観光スポット「利尻 島の駅」

僕は就職活動の一貫として捉えていたので、ひとつに絞らずいくつかの地域に応募しました。しかし、ただやみくもに応募したわけではなく、地域振興につながる武器をもっていると感じた地域を自分なりに選ばせていただいたんです。そこから新たに何かをみつけだして、情報発信などできたらと思いました。

北海道には旅行で来たことがある程度でしたが、利尻町には、最高峰の昆布があることなどが武器だと思いました。また、担当の方が、僕の面接のために東京にまで来て親身に話してくださったことも、着任への気持ちを前向きにしてくれ、こうして振り返ると改めてご縁のようなものを感じますね。

次は、実際の活動や、これから地域おこし協力隊になる方々へのアドバイスなどです。

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