Interview隊員インタビュー

菅原文太氏講演とやまなし農業協力隊活動報告(1) やまなし農業協力隊シンポジウム  「新たな力で地域の活性化を!」 山々に囲まれ、ブドウやモモの生産高日本一の山梨県。協力隊推進事業のシンポジウムに参加し、農業の行く末を託し託される熱気に触れてきました。

シンポジウム 雪をかぶった南アルプスが道路の先に輝く、暖かい日でした。ここは、山梨県甲府市。平成22年1月30日、山梨県民文化ホールで開催された「やまなし農業協力隊シンポジウム」に参加してきました。

700名近くの一般参加者が示す高い関心

客席の老若男女さまざまな顔ぶれからも、幅広い方々による関心の高さがうかがえました。

客席の老若男女さまざまな顔ぶれからも、幅広い方々による関心の高さがうかがえました。

県内外からの一般参加者が700席を埋めた、山梨県主催のこのシンポジウム。都市部からの移住者を農業の担い手として支援育成する、県の「農業協力隊」推進事業の取り組みを報告するものです。

内容は、隊員達の活動状況の報告や「隊長」である俳優、 菅原文太氏の基調講演の2部構成でした。

地域活性化と農業の自立を目指す協力隊員

そろいのユニフォームで壇上に。ほぼ全員が顔をあわせるのは久しぶり。平成21年は約80名の応募者から選抜された24名が委嘱。

そろいのユニフォームで壇上に。ほぼ全員が顔をあわせるのは久しぶり。平成21年は約80名の応募者から選抜された24名が委嘱。

まず、山梨県副知事による主催者あいさつ、そして、 本事業に「地域おこし協力隊」事業が活用されて総務省の地域力創造審議官椎川忍さんによる来賓あいさつが。県や国の農業の現状と、今後の可能性を協力隊に託した期待などが語られました。その後の、第1部では、県内9カ所の支援機関それぞれで奮闘する隊員たちの画像がナレーションつきで紹介。続いて、舞台上にずらりと並んだ隊員達のインタビューです。そして最後は、「隊長」菅原文太さんが現れ、エールとしてねぎらいの言葉を。それを聞くこちら の胸も熱くなりました。

次は、菅原文太さんの講演と、無農薬野菜の梶原農園にいる隊員の紹介です

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