Interview隊員インタビュー
UNICEF職員時代。インドネシアパプア州の小学校で。
大学時代に、友人に誘われたフィリピンで貧困の現状を目の当たりにしたのが支援のきっかけです。卒業後、アメリカの大学院で教育支援を研究し、現地活動を経て支援機関への就職につなげました。UNESCOのインドネシア支援、青年海外協力隊員のグァテマラ教育支援に参加後、JICAに。グアテマラに次いで行ったホンジュラスでは、貧困層特有の感染症ジャーガス病対策をしました。JICAのあげた成果のひとつです。
実は、当時、妻も現地で別の支援活動をしており、一時帰国して結婚式をあげました。その後、娘も生まれ、支援を中断していますが、妻は途上国でまさに地域おこしをしていたんです。
また、僕は、2007年からインドネシアにいきましたが、これは学生時代からの目標だったUNICEF職員としての支援だったので、一段落ついた気分でした。現在35歳で10年間現地の人たちの活動にも触れてきたことになりますが、今度は、僕も、自分の国や社会のために何かしたいと思い始めていました。
社会福祉委員会の企画で、高齢者に発展途上国の体験を講演。
2009年1月に一時帰国した際に、偶然、島根県の集落支援をドキュメンタリー番組で見て、地域と役場などの間でコーディネートしていく様子に、「途上国でしてきたことと同じだ!」と思ったんです。インドネシアに戻ってもインターネットで検索しJOINのサイトも見ました。「地域おこし協力隊」はまさに求めていたものでしたね。
相談すると、妻も「あなたは言い出したらきかないでしょ」と、しかたなく(笑)許してくれました。今はまだ単身赴任中なので、生活が落ち着いて千葉にいる妻と4歳の娘を呼べる日が楽しみです。また、僕は横浜出身ですが、立山には、両親がよく登山に来ていたのでご縁を感じて応募しました。両親は、大学で国際法を学んでいた僕が海外支援を始めたときは驚いていましたが、理解もしてくれ、グァテマラなどにも来てくれました。立山にも遊びにきてもらえたらいいです。
次は、実際の活動内容や将来の展望、応募検討中の方へのアドバイスなどです。
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